人間関係。この美しく、醜きもの。
生きていくうえで大きな影響を与えるもの。やはりそれは、人付き合い。
支えともなり、足枷ともなる。
他人と完全に分かり合うことは、やはり無理でしょう。
肉体がある限り。
肉体は、個が存在するうえで絶対的な境界線となる。
他の存在と分かり合いたい。一つになりたい。
だけれど、その願いは打ち砕かれる。だから、適度な距離を探って、お互いにとって最適な関係を築こうと努力する。
探り合い、探り合い。
めんどくせーー!
なぜそんなことをしてまで私たちは生きていかなければならないのか。
死という解放が訪れるまでこんなことを続けていかなければならないのか。
なんて考えながら、今日も生きるのです。
生きるということは、なんとも悩ましい命題だ。