鬱に漂う

今日は鬱が溢れ出してきている。

昨晩の感情の交錯が原因か?

いやな記憶をずるずると引きずってしまうのは、なんとも気持ちの悪いもので、どうにかしたいともがくけれども、なかなかしぶとい。

鬱とは長い付き合いだ。私は不幸か?

いや、現象それ自体が幸不幸を決めはしない。どう捉えるかの問題だ。

鬱をしっかりと味わえる世界は優しいだろうね。

鬱を汚らしいものとして捨てようとする世界は、今、私が存在しているこの世界。

闇をしっかりと観なければ、むしろ闇に飲み込まれてしまうんだ。

闇が怖ければ、闇に飛び込め。

鬱の時は、悲しみが沁みこんでくる。悲しみ、苦しみの波動に共感できる。

忘れていた小さな優しさに涙することもできるんだ。

苦しむけれど、その感情を消去したいかと言われれば、躊躇するだろう。

鬱とはそんなものかな。厄介な伴侶だね。